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こどもと読むたくさんのふしぎ

福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」を読んだ記録です。

トイレのおかげ (たくさんのふしぎ傑作集)(第141号)

野糞をしたことがある、という人は案外にいるのではないだろうか? かくいう私も、山行で何回かしたことがある。人目さえ気にならなければ、最高に気持ちいい行為だ。あたかも、自然と一体になったかのような幸福感がある。都市部のマンション住まい、排便は…

方言どこどこ?(第133号)

夫と二人暮らしだった頃、子供に勉強を教える仕事をしていたことがあった。 結婚した直後、夫に転勤の辞令が出て、私はそれまで勤めていた会社を辞め、生まれ育った関東地方から、まったく土地勘のない西日本方面へ引越すことになった。運転免許がなかったの…

水中さつえい大作戦 (たくさんのふしぎ傑作集) (第128号)

実は、この本の作者に会ったことがある。中川雄三氏は、このイベントでの「生物観察の先生」だったのだ。その時は知らなかったのだが、後から先生の名前を調べて驚いた。「たくさんのふしぎ」で2冊も担当されているではないか。そしてそのどちらも読んだこ…

草と木で包む (たくさんのふしぎ傑作集) (第183号)

桜餅や柏餅、笹団子にちまき、竹の皮につつまれたおにぎり…自然の葉っぱで包まれた食べ物を見ると、本当にわくわくする。 とくに好きなのが、鱒寿司だ。たまにスーパーで駅弁が出る時、ラインナップに入っているのでつい買ってしまう。富山には一度も行った…

ほらふきおじさんのホントの話(第185号)

伝言ゲームをしたことがあるだろうか? 子供が幼稚園の頃、出し物で伝言ゲームをしたことがあるのだが、ごくごく簡単な言葉さえ、正確には伝わらないのだった。もちろん、幼稚園児の言語能力のせいもあるだろうし、面白くするため、途中わざと改変する大人も…

ぼくは盆栽(第126号)

これは盆栽についての本ではない。 『ぼくは盆栽』というタイトル通りの本である。すなわち、 ぼく=盆栽 ”I am a Bonsai” ということだ。 巻頭にはこんな言葉が書いてある。 そんな盆栽がすきですきでとりつかれてしまったぼくは、ある時、盆栽の精となって…

森をそだてる漁師の話(第132号)

わが家は転勤族のため、数年おきに日本各地を転々とする生活をしている。 新しい土地を巡る、旅のような暮らしも悪くはないが、一つの土地に根ざした生活にも憧れることがある。 先日、NHKの「小さな旅」で見たのは、開拓に入った土地で苦難の時代を分かち合…

熱はつたわる(第164号)

仮説実験授業というものに、興味をもっている。 子供には、できれば科学を好きになってもらいたい。たくさんのふしぎを読み聞かせするのも、そういう理由からだ。 でも本を読むだけではダメだ。目で見て、耳で聞いて、臭いを嗅いで、口で味わって、手で触れ…

海をこえてやってきた(第177号)

ごくたまに、パエリアを作ることがある。スーパーでムール貝を見かけた時だ(レシピは長年ここのを使っている。いつ作ってもかんたんでおいしい)。 ムール貝はムラサキイガイとも呼ばれ、世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれているし、日本の侵略的外来…

ぼくの算数絵日記(第118号)

「たくさんのふしぎ」を好きなのは、子供に媚びて作っていないところだ。 例えばこの『算数絵日記』、中学で学習する「マイナスの数」、高校で習うような「階乗」まで出てくる。 小学生向けの本だからといって、これは子供にはわからないだろうとか、難しす…