こどもと読むたくさんのふしぎ

福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」を読んだ記録です。

石の卵 (たくさんのふしぎ傑作集) (第298号)

以前、息子は「石に執着する子」ではないかというようなことを書いた。

家のベランダには海や川や公園や道ばたや校庭や…で拾ってきた石が転がっているし、机の上にもどっかから持ち帰った石ころが置かれ、引き出しの空き箱にも石。そして洗濯後、ズボンのポケットからは、砂まじりの石が発見される。

持って帰って取っておくくらいだから、特別なものなのか?と思うのだが、これがまたごくごくフツーの石。本当にその辺の石。本人にとっては大事なものらしいが、捨てないで!という割には、忘れ去られたもののように放置されている。

これは○○に行った記念にするんだよー、これは●●だから珍しいんだよ、みたいなことをえんえんしゃべりながら、ポケットやらカバンやらに石を突っ込む様子を見ると、捨てなさいみたいな言葉はグッとのみこむほかない。「大人にはわからない宝物」なのだろう。

 『石の卵』には、サンダーエッグ(「雷の卵」と呼ばれる石)掘りに興じる人たちが載っているのだが、戦利品の石を片手に、皆いい笑顔で写っている。何かに夢中になっている姿というのは見ていて本当に楽しい。

石の卵 (たくさんのふしぎ傑作集)

石の卵 (たくさんのふしぎ傑作集)