こどもと読むたくさんのふしぎ

福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」を読んだ記録です。

おかし (たくさんのふしぎ傑作集) (第300号)

300号という記念すべき号が、このテーマで、このお二人の手で作られたというのは、幸せなことだと思う。

内容としては、他の「ふしぎ」のように、未知の世界を知って感心するとか、驚かされるということはない。でもおばあちゃんちに来たような、ホッとする時間がゆったりと流れている。

おばあちゃんちに来たような…対象年齢である中学年くらいからの子供は、まさに、おばあちゃんちでおやつを食べるような、なつかしい気分を味わったのではないだろうか?あ、『ぐりとぐら』だ!と。

家の子供はそれほどお菓子に執着はないが、それでもやはり、毎日のおやつはすごく楽しみのようだ。この本を読んで、いろいろ思い出したらしく「ウエハース好きだったんだよ、今度買ってきて」とか、絵を見て「これこれ、こんなやつ(子供が言うのはルマンドのこと)食べたい」とか、言い出した。

私自身も、子供のころ、今は(甘すぎるので)食べない、ヤマザキのチーズケーキが大好きで、買ってもらうのを楽しみにしてたなーと、好物のお菓子を名残惜しそうにちびちび食べる子供の様子を見ながら思い出した。

 

「きょうのおやつ何?」「アイスクリームだよ」「やったー!!」

こんな会話ができるのは、いつまでだろうか?子供の時間というのは親の想像以上の速さで過ぎ去ってゆく。