人生において、もっとも風のことを考えたのは、鹿児島在住時代(『桜島の赤い火(第334号)』)だったように思う。 降灰という、生活に影響する桜島上空の風向きはいちばんの関心事だった。風向きは季節によって変化するということを、否応無しに実感させら…
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