こどもと読むたくさんのふしぎ

福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」を読んだ記録です。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

トーテムポール(第257号)

小学生だった頃、校庭にトーテムポールが立っていた。 そびえ立つ木の工作物が、トーテムポールと呼ばれるものであることは知っていたが、どういう謂れのものなのか、文化的背景や由来などを知ることはなかった。 「作者のことば」を見ると、 ぼくが小学生の…

浜辺のたからさがし(第97号)

桜島で大規模噴火による大量降灰を想定した車両走行実験を実施、というニュースを見た。 7月24日、本日も快晴のなか、「大量軽石火山灰を想定した車両走行・道路啓開作業検証実験」の準備走行を実施しました。#降灰 #走行実験 #桜島 pic.twitter.com/xwEDPSI…

ウナギのふるさとをさがして(第244号)

夏休みが来た。宿題もやってきた。 どういう風の吹き回しか、初日からブッ飛ばして課題に取りかかり始めている。長期休暇恒例の「おすすめ本の紹介」も早々に仕上げた。書いたのは『ウナギのふるさとをさがして』。 冒頭には選んだ動機が書かれているが「丑…

ウナギとりの夏(第329号)

丑の日だ。 うなぎが減ってきているというニュースを聞いてから、あまり買わないようになったが、今日はどこのスーパーでもお誘いが多いだろう。夕飯はうな玉丼になりそうだ。 前住んでいた鹿児島は養殖がさかんな地域。スーパーでもよく買っていたし、お店…

四万年の絵(第376号)

想像を元にした絵を描くのは人間だけだという。 チンパンジーと人間の子どもの描画の比較 | 京都大学 『ことばをおぼえたチンパンジー (たくさんのふしぎ傑作集)(第9号)』を書いた、松沢先生の研究によって明らかになった。 『四万年の絵』で紹介されるの…

ぼくらの天神まつり (たくさんのふしぎ傑作集) (第48号)

はやぶさが打ち上げられた内之浦は鹿児島県肝属郡肝付町にある。この町には、高山やぶさめ祭という面白いお祭りがある。 高山やぶさめ祭 | イベント | 【公式】鹿児島県観光サイト かごしまの旅 流鏑馬そのものは珍しくはないが、ここの射手は中学生が務める…

デタラメ研究所(第401号)

表紙のイラストは、たくさんの子供がサイコロを振っている絵。見開きにすると子供たちが無限にいるように見えて、はてなし世界の入口に来たような気分になれる。 『デタラメ研究所』というタイトルも軽やかならば、イラストのタッチも軽やか。しかし、内容は…

ここにも、こけが… (たくさんのふしぎ傑作集) (第195号)

子供は「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ! 」を見ることを楽しみにしている。「所さん!大変ですよ」も続けて見ることが多い。 先日の話題は「村の“お宝”が盗まれた!?不思議なコケ・ブーム」。稀少コケの盗難の話から、コケを愛でる「コケガール…

トドマツ(第370号)

NHKをつけながら、朝の用事を済ませていたら、トドマツ、という言葉が聞こえて思わずテレビの方を見た。やっていたのは「まちかど情報室」というコーナー。新巻鮭を入れる木箱で作ったウクレレを紹介していた。 2018年6月28日(木)植物が大変身!|まちかど…