2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ブログのデザインテーマを一時的にでも変えてみて(『もじのカタチ(第305号)』)思ったのは、「たくさんのふしぎ」のロゴの変わらなさ。 創刊号から一貫して、基本のデザインは変わっていないのだと思う。「こどものとも」や「かがくのとも」は、ときどき…
子供が突然、広告の裏に「ふ」の字をいろいろ書き始めた。 『もじのカタチ』に触発されてのことだとわかった。 元々ひらがなは漢字からできたんだよ、ということは教えていた。本書で「不」から「ふ」に変わっていく様がビジュアルで表現されているのを見て…
本書は「作者のことば」によると、 龍は空想動物ですが、生きているがごとく東西の世界にいます。 その龍を見るために、中国からヨーロッパまでの大きな拡がりの中に旅立ちました。 ということで、古今東西の龍を求め旅したものだ。 龍を見つけるたびに、そ…
プランクトン、と言われてはじめに何を思い浮かべるだろうか? ミジンコ?アオミドロ? しかし、この本に出てくるプランクトンは、そのような「典型的」なものではなく、サルパやゾエア、ヒラメやアンコウの稚魚など、私が“プランクトン”と認識していないも…
飯野和好の絵は、あくが強すぎる。正直なところ、大好きとは言いがたい。 それでも名作『あのときすきになったよ』や『おならうた』は、好きな作品のひとつだ。『あのときすきになったよ』など、飯野氏以外の絵は考えられない。 一方で『まのいいりょうし』…
白山から下りた後、宿泊したのが一里野温泉にある岩間山荘。ここのご主人は“マタギ”をしておられる。熊や猪の料理を堪能できる宿だ。女将さんのお料理は、家庭料理の延長線上にあるものだが、どれもこれもホッとできる味。本当においしかった。家庭料理とい…
昨日のエントリーでいただいたコメントの、返信について補足。 「マイナスの面も含めた身近にある自然の姿」というのは、自然自体のマイナス面というより、人間活動の影響で生じたマイナス面、とするべきだったと思い直した。もっといえば、鮎が不味いという…
「たくさんのふしぎ」で自然科学系の分野を書いている方々の多くは、子供のころ野山を駆け回っていたとか、虫捕りに夢中だったとかいう自己紹介が見られる。ああ幼少期の自然体験というのは、のちのち「役立つ」ものなんだなーとつい短絡的なことを考えてし…
『あったよ! 野山のごちそう(第291号)』には、 どんなにおいしそうに見えても毒をもっている実もあるよ。 と書かれていた。 その「どんなにおいしそうに見えても毒をもっている実」の一つが、本書に出てくるドクウツギの実だ。「鳥と旅する木の実」という…
子供は今、コンパスを使った作図を勉強中だ。 先生には「急がなくてもいいので、もう少していねいに線を引きましょう」と言われている。それでも初めて使うコンパスが楽しいようで、とくに垂線を引くのが好きらしい。 それにしてもなぜこんなに線が曲がって…
先日、ウミガメ放流会についてのマンガを見た。 『ウミガメ放流会』が子ガメの命を奪う?実態を描いた漫画に考えさせられる 実は小笠原に行った時(『カタツムリ 小笠原へ(第366号)』)、私たちも「ウミガメの放流」イベントを見に行っている。 生後1年く…