こどもと読むたくさんのふしぎ

福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」を読んだ記録です。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

神々の花園(第368号)

『砂漠の花園(第224号)』はペルーだったが、こちらは南アフリカ共和国はナマクアランドにあるお花畑。 色、色、色!色の洪水にただただ圧倒される1冊。まさに「神々の花園」という呼び名に相応しい風景だ。 『砂漠の花園』の野村氏が何度もローマスを訪れ…

砂漠の花園(第224号)

ここ最近の「ダーウィンが来た!」は、なぜか鳥ばかり連続している。 第568回「住まいは東京!幻のタカ」(※リンク切れ) に始まり、 第569回「進化するだまし合い!鳥の托(たく)卵最前線」(※リンク切れ) 第570回「ヒナを守れ!島を作る鳥」(※リンク切れ…

メコン 源流をもとめて(第284号)

私は川の絵本が好きらしい。 加古里子の名作『かわ』に始まり、村松昭の「鳥瞰地図絵本」シリーズは全部読んでやっている。たまがわ、ちくごがわ、ちくまがわ・しなのがわ、よしのがわ、いしかりがわ、よどがわ、あらかわ・すみだがわ。子供も読み返したりし…

くりばやし(第404号)

くりばやし、は栗林だ。 農林水産省は、人工的なものを林、自然にできたものを森と定めているらしい。 『くりばやし』の木は、人が果実を採るために植えているから、まさに林なのだ。 表紙を見れば、等間隔にリズムよく並んでいる。自然の中で同じ種類の木が…

ほら、きのこが… (たくさんのふしぎ傑作集)(第127号)

以前よく参加していた里山イベントでは、椎茸の駒打ち体験もやっていた。 切り出した間伐材を使っての作業だ。枝打ちをし適当な長さに伐り、作業場所まで運ぶ。木というのは案外重たいもので、短めの丸太でも腕にずっしり来る。涼しい時期でも汗だくだ。 作…

カジカおじさんの川語り (たくさんのふしぎ傑作集) (第170号)

例によってNHKをつけながら朝の用事を済ませていたら、カジカ漁の話をやっていた。 秋を楽しむ 秋の魚 カジカの釣り方とは? | おはよう日本 関東甲信越 | @首都圏 | NHK(※リンク切れ) かつては東京の農山村でも、魚体のみならず卵塊まで食卓にのぼるくら…

ギョレメ村でじゅうたんを織る (たくさんのふしぎ傑作集) (第102号)

じゅうたんを織る? 作者は織物作家か何かなのか?絨緞の作り方を勉強するためにトルコに行ったのか?と思われるだろう。新藤悦子氏の本業は、ノンフィクション作家、ファンタジー小説家。つまり物書きだ。 大学生の頃、トルコの田舎町を旅していた作者は、…