こどもと読むたくさんのふしぎ

福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」を読んだ記録です。

小さな四角い海・谷津干潟(第254号)

これは、子供が読み聞かせしてくれた。

学校では音読の宿題が出るが、一定期間毎日毎日毎日毎日毎日同じ文を聞いていると、本当に飽き飽きしてくる。読んでいる子供の方もつまらなそうだ。初回〜5回目くらいまでは、何とか工夫して乗り切るが、それ以上になると、悲しい話もいい加減突っ込みをいれたくなってくる。

そこで、ある程度読めたら(5日間は続ける)、かわりに好きな本を音読してもらうことにしたのだ。

たくさんのふしぎ」の音読は、けっこうハードな作業だ。

だが、子供はすらすらと最後の40ページまで読み切った。聞いている私も楽しかった。

絵を見ながら、声に出して読むテンポで聞いていると、映像を見るかのように見えてくる。干潟の干満にしたがって、そこにいる鳥たちの様相が変わっていくのが目の前に見えてくるのだ。黙読だけだと、ここまで深く理解しなかったように思う。

じゃあ、自分で音読するときは?

人に聞かせることが目的なので、字面を読んで伝えること……声の大きさやスピードを調整することに集中してしまっている。絵を見る余裕はないし、文章の中身を咀嚼する間もなく読んでしまう。案外、黙読で読み直したりすることも多い。

子供が読み聞かせをどう聞いているのか、そして小2になった今も、なぜ読み聞かせをしてもらいたがるのか、少しわかったような気がした。

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月刊 たくさんのふしぎ 2006年 05月号

月刊 たくさんのふしぎ 2006年 05月号

  • 発売日: 2006/04/03
  • メディア: 雑誌

谷津干潟周辺は、私が幼い頃のレジャースポットだった。

潮干狩りしたことがあるし、文中の「すぐとなりにあるショッピングセンター」には、電車に乗って親に連れられて行った覚えがある。「塩田の跡地が大きな遊園地」には幼稚園で行った遠足の思い出。

今度子供を連れて、谷津干潟に行ってみたいと思った。